騒音レベル別に遮音値で見極めるイヤーマフの選び方

2017年12月6日 | 住居・日用品関連の選び方 |

壁にかけられたイヤーマフ

生活や仕事の中で音がうるさくて集中できない経験をされたことはあるだろうか?そのような時は何らかの防音対策をするのが適切だ。中でも耳栓や防音イヤーマフなど防音グッズは手軽に試せるのですぐに効果を感じて頂けるだろう。それでは初めてイヤーマフを選ぶ方のために、イヤーマフの使用感と用途別に最適な製品を探っていきたいと思う。

イヤーマフの使用感

最大のメリットは防音性能

イヤーマフの最大のメリットはやはりその防音性能の高さである。個人的な感想だが、私は最初に防音対策として様々な耳栓を試してみた。しかし耳栓を長時間付けていると耳の中が痒くなるし、何より防音性能に満足できなくなってきたのだ。そこでイヤーマフを試したのだがその性能の高さと耳中の痒みというストレスが全くないことに感銘をうけたのを覚えている。

ただしアゴが痛くなる…かも

私が選んだイヤーマフが強い作りだったのかもしれないが、イヤーマフは外耳との密着性が重要であるため大体の商品はギュッと締めるような密着性を持っている。その為長時間装着していると、耳周り、特にアゴ周りの筋肉への負担が大きくなり痛みも伴うことがある。あと高性能になるほど重くなるので首への負担も否めない。

騒音レベル別のイヤーマフの選び方

騒音レベルとはシーンごとに策定された騒音値(db)によって人が感じるうるささ騒音例を定めたものである。

目安 騒音値(db) 騒音例
聴力障害レベル 120db 飛行機エンジンの近く
110db 近くの落雷、クラクション
きわめてうるさい 100db  地下鉄、ガード下
90db  カラオケ、犬の鳴き声、工事現場の騒音
 うるさい 80db  電車内、パチンコ店内、サイレン
70db  騒々しい事務所・街中、セミ
普通 60db  自動車内、会話、掃除機、テレビ、洗濯機
50db エアコンの室外機、換気扇、静かな事務所
静か 40db 閑静な住宅街、図書館
30db 深夜の郊外、 ささやき声
極めて静か 20db  木の葉のせせらぎ

参考:www.city.fukaya.saitama.jp

そしてイヤーマフには遮音性能をしめす遮音値(だいたいNRR規格で単位はdb)が設定されている。この遮音値が何を示すかというと、例えば、

テレビの音(60db)-  イヤーマフ遮音値(31db)= ささやき声(約30db

と言った具合に、うるさいテレビの音をささやき声レベルまで下げてくれる、と計算することができるのだ。つまり現在の騒音レベルを確認しそれを50db以下に引き下げる遮音値を持つイヤーマフを選ぶのが、イヤーマフの基本的な選び方である。(求める目安に達する遮音値を選ぶ)

あなたの環境の騒音レベルをアプリで測定する

騒音レベルには目安として分かりやすい日常シーンが設定されているが、やはりデジタルである程度正確に測定して確認したほうがイヤーマフも選びやすくなる。現在は騒音をdbで測定してくれるアプリがあるので、まずはそれを用いて自分の騒音環境を確認すると良いだろう。ただしあくまでアプリなのでその精度は専門機器には劣る。アプリで60dbと出たら+10dbと考えたほうが良さそうだ。

騒音チェッカー

騒音Checker

おすすめマフと気になるマフ

71kF77mCV4L._SL1300_

これは私が現在仕事中などに使用している「3M PELTOR 防音イヤーマフ オプティム 105」。遮音値はたしか29db程度だったと思う。生活騒音やイビキ・話し声・車音など嫌いな音を満足できるレベルで遮音してくれている。見た目がごついので人前には出にくく、就寝時も寝返りができないが、そんなデメリットが気にならないぐらい素晴らしい商品だと思う。使っていて不満がないからオススメしたい。

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次に気になるのがこの「3M PELTOR イヤーマフ X5A」である。遮音値は31dbと強めなので日常生活内なら問題ない、ヘッドセットに金属を使用していないので野外でも安心できそうだ。気になる理由はこのヘッドセットのデザインで、より頭部への負担軽減になるかもしれないと感じるからだ。

もう10年近くイヤーマフを使っていて思うことは、

遮音値はでかいほど良い!

である。ちょっと聴覚過敏なのかもしれないが、性能が高いほどストレス軽減してくれるので助かっている。20db程度のイヤーマフには戻れない。

イヤーマフ&耳栓は遮音性能最強

高い遮音性能を誇るイヤーマフではあるが、シーンによっては満足できないこともある。そんな時は耳栓との併用をすることで、ほぼ完璧な静寂を手に入れることができるだろう。

併用する上で注目したいポイントは、まずカットしきれない騒音が何であるかを認識すること。そしてその音域に適した耳栓を選択することだ。前述した私が使用中のイヤーマフは高い音域が苦手なので、高い音域をカバーできる耳栓を選ぶといった具合だ。

そして併用する時は長時間の利用は控えることを忘れてはいけない。イヤーマフと耳栓を併用することで耳はかなり蒸れる状態になっている。蒸れやすい状態は雑菌が繁殖しやすい環境なので気をつけたい。

騒音レベル別に遮音値で見極めるイヤーマフに関連する選び方