スロークッカー(電気鍋)の選び方
2017年12月18日 | 家電・電化製品の選び方 | 調理家電・電気鍋
スロークッカーとは電気で煮込み料理を作る電気鍋のこと。グリル鍋とどう違うかというと、それより煮込みに特化した鍋という位置づけだ。基本的には材料を入れてコトコト煮込んでくれるので、ガスコンロを使っている場合よりは経済的で安全面も高いと言える。日本では馴染みが薄いがアメリカでは一般的な調理家電である。
☆ 選び方早見表(目次)
スロークッカーの選び方
選び方の4ポイント
①人数に合わせた容量をチェック
一人分は約0.6リットル。1.3リットルの1〜2向け、2.4リットルの4人向けのものに大体別れる。人数に合わせてまずは容量をチェックしよう。
②タイマー機能はあるか
大体のスロークッカーにはついているが、やはりタイマーがないと予約調理などもできなくなるので欲しい機能と言える。
③加熱調整できるか
手動で加熱調整できるか、メニューで調理方法を選択できるものが便利だ。
④普段出来ない料理ができるか
例えばブロック肉をスロークッカーで調理するなど、普段なかなか面倒くさい料理を任せてしまえるのならより使いたくなるだろう。やはりワクワク感が大切だ。
一人暮らし用のスロークッカー
一人暮らしや二人暮らしでスロークッカーに求める最たるものはタイマー機能である。コレさえあれば前日におかゆや雑炊を仕込んで豊かな朝食を楽しめる事もできるし、ビーフシチューやポトフを仕込んで朝出かける前にスイッチを押しておけば帰宅後に美味しい夕食にありつける。煮込み料理は消化吸収も良く栄養も逃さないので、食事が偏りがちな一人暮らしにはぜひ試してもらいたいアイテムである。
「AL Colleスロークッカー ASC-T25/ST」容量的には多いがタイマー機能&保温機能付きで一人暮らしに最適なスロークッカーと言える。直火対応鍋なので狭いキッチンの整理にも役に立ちそうだ。
「TWINBIRD タイマー付スロークッカー EP-D727R」少しお高いがタイマー付きで火加減調整できなおかつ保温機能付き。ちなみにコンロで直火調理も可能なので仕上げの煮込みにも使用することが出来る。
タイマー無しでコスパの良いスロークッカー
タイマー機能はキッチンタイマーを使いサポートすることになり、調理中に出かけるなどできなくなるが3,000円ちょっとでスロークッカーを手に入れることができるのでコストパフォーマンス的には優れている。
「ツインバード スロークッカー EP-4717BR」こちらもツインバード社の製品。タイマーは付いていないが容量や機能については申し分ない。とろ火調理の強い味方である。
アプリで管理できるスロークッカー
とうとうIot対応のスロークッカーも出現した。これを使えばアプリで外出先からも細かな設定で調理を行えるようだ。ただし輸入品のようなので規格などは十分チェックしてから検討したい。