おいしい柿の選び方

2016年9月17日 | 果物・フルーツの選び方 |

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柿くへば 鐘が鳴るなり 法隆寺。
正岡子規の句に読まれるように秋の代名詞とも言える「柿」。
身近なものにこそ選び方の妙というものがある。
せっかくなら美味しい柿を選んで、やさしい秋の味覚を楽しもう。

柿の見た目の選び方

美味しい柿は見た目で決まるといっても過言ではない。
まず最も注目するポイントは柿の「ヘタ」だ。

柿を選ぶときは「ヘタ」を見る

20101115-kaki2ヘタは柿の成長過程において重要な役割を担う。
通常ヘタは4枚付いているが、熟す前にヘタが一枚でもかけると実が育たずに十分な大きさにならない。
おいしい時期の柿はヘタが緑で生き生きとし、柿の実とぴったりくっついているような感じになる。
これは柿が十分に大きく育つとヘタとの隙間が少なくなるためで、
ヘタ隙きという実とヘタに隙間がある状態だと、
そこから虫が入りやわらかくなってしまう。
その柿が熟れ頃に収穫されたかどうかを判断する目安にもなりやすいだろう。

色が均一のものを選ぶ

次に気をつけたいのが柿の実の色だ。
見分け方は簡単で、むらなく均一にヘタの近くまで色づいたものを選べばいい。
柿の種類によって「赤さ」は異なるが、同種のものを比較するならより赤づいているものの方が商品価値は高いようだ。
まだらに色づいているようなものは選ばない方が無難である。

柿を手に取り選ぶ

見た目で絞り込んだら次は手に取り「固さ」を確かめてみよう。
固すぎず柔らか過ぎないものが理想だが、固いものは時間がたてば柔らかくなるので、
まずは柔らかすぎるもの除くように選ぶと失敗は少ないと思う。

次に柿の「重さ」を確かめてみたい。
しっかりと実の詰まったものはずっしりとした重みを持つので、
スーパーなどで選ぶときは同じぐらいの大きさのものを手に取り比べてみるといいだろう。

柿の種類と旬の季節から選ぶ

ここまでは一般的な柿の選び方をご紹介したが、
やはり最高の柿を選ぶなら、柿の種類と、その旬の季節を知らなくてはならない。
柿は主に甘柿渋柿に分かれるが、このページでは甘柿について言及していくつもりだ。

富有柿(ふゆうがき)

20101116-kaki6スーパーなどで最も多く流通している種類の柿。
歯ざわりは柔らかく果汁も多いのが特徴。
もっとも選びやすい柿である
国産柿の旬は11月

次郎柿

富有柿よりも甘く、カリッとした食感が特徴的な柿。
平らで四角いので区別もつきやすい。
旬は10月中旬から11月

太秋柿(たいしゅうがき)

20101115-kaki4梨のようなシャキッとした食感が特徴的な比較的新しい柿。
甘く大きいがさわやかな甘味を楽しむことができる。
旬は調査中。

新秋柿(しんしゅうがき)

20101115-kaki3糖度が20度以上あり、とても甘くてしっとりとした食感を持つ柿。
肉質の良さも評判。
旬は10月下旬~。

花御所柿(はなごしょかき)

20101115-kaki5鳥取県の文化財にも指定されている、甘柿の中で最高の糖度を誇る柿。
栽培が難しく希少。
旬は11月中旬から12月

筆柿(ふでがき)

20101116-kaki8形が筆先に似ていることから筆柿と呼ばれる。
別名、珍宝柿。
サイズは通常の柿よりも小さいが糖度が17度程度なのでとても甘い。
形もおしゃれ。
旬は9月下旬から11月中旬と早く長い。

おいしい柿の選び方

柿の選び方についてご紹介したがいかがだったろうか?
実際に選ぶ場合はスーパーなどで購入するのが多いと思うが、
たまの贅沢としてインターネットを利用して珍しい柿を取り寄せることもオススメしたい。
普段食べなれているものから、新しい魅力を感じることはとても幸せなことだと思う。

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