おいしいニシンの選び方

2016年11月9日 | 魚介類の選び方 |

ニシン

ニシンは冷水粋に生息する魚で、北太平洋、北極海、日本海などに分布している。
「春告魚(はるつげうお)」とも呼ばれ、かつては春になると北海道沿岸や日本海に大量の群れがやってきて、高い漁獲量を誇っていたが、現在は国内での漁獲量は激減し、出回るニシンの大半は輸入物となっている。
今や国産ニシンは高級品になってしまったが、それでも日本人にとってなじみの深い魚である。そんなニシンの選び方などをご紹介しよう。

基本的なニシンの選び方

ウロコが残っているもの

生のニシンを選ぶときは、ウロコをチェックしよう。ニシンは時間の経過とともにウロコが剥がれていくので、ウロコがしっかり残っていれば新鮮な証拠だ。

銀色で弾力があるもの

体が銀色に輝いていて、身に弾力があるものを選ぼう。腹が柔らかくなっているものは避けたほうがよい。

ニシン料理

ニシンの料理といえば刺身、焼き魚、煮付けなどの食べ方が一般的だが、他にも様々な料理法、加工法がある。
ニシンは歴史の古い食材で、日本だけでなく欧米でも盛んに食されてきた。ナマモノであるニシンをできるだけ長く保存させるために、様々な加工法が生み出されてきたのである。

身欠きニシン

身欠きニシン

身欠きニシンは、ニシンを干物にしたもの。冷凍技術が発達していない頃に、大量に獲れたニシンを流通させるには干物にすることが合理的だった。
身欠きニシンを用いた料理が日本各地に伝統料理として存在していて、にしんそば(ニシンの甘露煮を乗せたそば)や鰊漬けもその一つだ。

数の子

数の子

ニシンの卵である数の子も大事な食材だ。こちらも、保存のために天日干しや塩蔵にしたものが食べられる。

酢漬け

ニシン酢漬け

ドイツなどのヨーロッパでは、ニシンを甘酢と香辛料に漬けた「ロールモップ」が代表的なニシン料理だ。

缶詰

スェーデンには、「シュールストレミング」という塩漬けのニシンを缶内で発酵させた缶詰がある。強烈な臭気があり「世界一臭い食べ物」とも言われ、食べる際には厳重な注意が必要である。

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